06iPhone・Android・パソコンは、同じ契約でも準備方法が違う
端末台数だけで製品を決めず、持参する端末ごとに正規アプリ、予備方式、認証手段を確認します。旅行用と仕事用でも必要な備えは異なります。
iPhoneとiPadでは、出発前にApp Storeから正規アプリを入れ、提供元名、ログイン、VPN構成の追加画面まで確認します。自動接続や切断時保護を使う場合は、ホテルWi-Fiの認証画面を開くために一時停止する操作も試してください。中国到着後の再インストールを前提にせず、二段階認証のバックアップコードと公式手順を端末内にも保存します。会社管理のiPhoneでは、個人VPNの構成追加が制限されることがあるため、管理者の許可を先に確認します。
Androidはメーカー、OS版、配布ストアによって画面や省電力設定が異なります。正規アプリを公式サイトから案内されたストアで取得し、常時接続VPNやバッテリー最適化が接続維持へ与える影響を日本で確認します。出所不明のAPKや、第三者が配布する中国向け改造版は使いません。Surfsharkなどで手動WireGuardを準備する場合も、設定情報は公式アカウントから取得し、端末紛失時に無効化できる場所を把握します。
WindowsとMacはスマートフォンより設定の選択肢が多い反面、会社のセキュリティソフト、既存VPN、ファイアウォールと干渉する場合があります。通常方式と公式が案内する中国向け方式を一度ずつ試し、元へ戻す手順を記録します。業務端末へ個人VPNを追加せず、勤務先が用意した接続とサポート窓口を優先してください。個人パソコンでも管理者パスワード、ディスク暗号化、OS更新を済ませ、旅行中に設定変更を最小限にできる状態へ整えます。
複数端末を持参する人は、すべてを同時に直そうとせず、まず連絡に使う主端末を一台決めます。その端末で回線認証とVPN接続を確認してから、ほかの端末へ同じ条件を展開すると原因を切り分けやすくなります。契約上の同時接続台数が足りても、家族との共有範囲や公正利用条件は別に確認が必要です。充電切れや故障も想定し、航空券、宿泊先、緊急連絡先などはVPN接続なしで読める形でも携行してください。